研究課題/領域番号 |
23510329
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 文化学園大学 |
研究代表者 |
糸林 誉史 文化学園大学, 服装学部, 教授 (60301834)
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研究分担者 |
高田 知和 東京国際大学, 人間社会学部, 教授 (70236230)
林 在圭 静岡文化芸術大学, 文化政策学部, 教授 (80318815)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 民俗服飾 / 地域社会 / フォークロリズム / 沖縄 / 韓国 / マレーシア / 伝統的工芸品 / 織物 / 文化政策 |
研究成果の概要 |
近代化のなかで消滅に瀕していたアジアの民俗服飾が、第二次世界大戦後の開発政策の導入期に再発見され復興してゆく過程を明らかにした。また創出の過程で、どのような人的な働きかけやメディアの関わりが駆使されたのか。伝統的様式への近代的な諸制度の配置のなかで、織物にどのような言説が付与され、錯綜し、剥離していったのかを明らかにした。さらに生成する背景、その資源として存在した文献・実物資料と、それらを再解釈して歴史を構成しようとする地方史の編纂活動の存在にも注目した。再発見の過程で生じた象徴を巡る産地間での競合を通じて、逆に織物の由来や歴史についての言説は、一貫した「歴史意識」と物語性を獲得していった。
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