研究課題/領域番号 |
23510341
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ジェンダー
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研究機関 | 独立行政法人国立女性教育会館 (2013-2014) 東京大学 (2011-2012) |
研究代表者 |
田中 由美子 独立行政法人国立女性教育会館, その他部局等, 研究員 (60571221)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | ジェンダー / 土地権 / 近代化 / タンザニア / キリマンジャロ / 慣習的耕作権 / 国際協力 / 開発政策 / 灌漑稲作 / 政府開発援助 / キリマンジャロ州 / 遺言書 / 土地所有制度 / 灌漑圃場整備 / 水利組合 / 生計戦略 / 食料の安全保障 / ソーシャルキャピタル / 土地所有 |
研究成果の概要 |
灌漑稲作インフラの導入による農村近代化過程における女性の地位の変容に関し、貧困及び食料の安全保障に関連する土地に関わる諸権利の分析をおこなった。近代化が農村女性に与える負の影響に関する仮説についてタンザニア農村における政府の土地配分と慣習的耕作権、土地権の近代化、土地の管理権、土地権の個人及び地域社会の価値観の変容の側面から検証した。結果、土地権の近代化は平準的に農村女性の地位向上に繋がらず、女性は家族・婚姻・ジェンダー関係の多義性のなかで選択と行為を組合せている。本研究は過去26年間の土地権とその選択の変容に関わるデータを定性・定量的に分析し国際協力における政策支援への新たな視座を提示した。
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