研究課題/領域番号 |
23510345
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ジェンダー
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
富山 智香子 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (80359702)
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連携研究者 |
井筒 ゆみ 新潟大学, 自然科学系, 准教授 (20301921)
渡部 久実 琉球大学熱帯生物圏研究センター, 分子生命科学研究施設・感染免疫制御分野, 教授 (50143756)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 肝樹状細胞 / 自己免疫性肝炎 / エストロゲン / CD274 / IL-10 / 免疫調節 / IL-12 / エストロゲン受容体 / 17β-estradiol / エストラジオール / 肝内樹状細胞 / PD-L1/PD-L2 / 自己抗体 |
研究概要 |
自己免疫性肝炎は、妊娠や閉経など性ホルモンの変動で誘発されることが報告されているが、その発症機構について解明に至っていない。このことから、エストロゲンの自己応答性への影響について自己免疫性肝炎モデルを用いて樹状細胞に焦点を当てて検討した。その結果、エストロゲン投与により自己免疫性肝障害が抑制され、これらマウス肝内にCD274陽性で未熟な樹状細胞の増加を認めた。また、これら肝内樹状細胞のみにIL-10産生能の増強を認め、血清中のIL-12量が減少していた。以上から、エストロゲン暴露によって肝内に増加した抑制能を持つ樹状細胞が、自己免疫性肝障害を抑制する可能性が示唆された。
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