研究課題/領域番号 |
23520002
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
藏田 伸雄 北海道大学, 文学研究科, 教授 (50303714)
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連携研究者 |
奥田 太郎 南山大学, 人文学部, 准教授 (20367725)
児玉 聡 京都大学, 大学院文学研究科, 准教授 (80372366)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | メタ倫理学 / 動機内在主義 / 徳倫理学 / カント倫理学 / 道徳判断 / 表出主義 / トマス・ネーゲル / カント主義 / 行為の動機付け / 道徳性 / 内在主義 / 行為の動機づけ / 倫理学史 / 功利主義 / マイケル・スロート |
研究概要 |
本来は情動主義的・非-認知主義的な主張であった動機内在主義は、合理主義的な認知主義的方向に向かいつつある。また内在主義-外在主義の論争は、道徳判断に関する定義と理解の相違に基づいている。さらに合理主義的な動機内在主義の代表はカント倫理学であるとされることが多いが、カント倫理学は道徳判断をキーワードとする厳密な意味での動機内在主義とは異なる。しかしカントの格率概念を道徳判断と同義のものと読み替えることによって、カント倫理学を合理主義的動機内在主義として理解することが可能になる。このような合理主義的動機内在主義は徳倫理学を前提している。
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