研究課題/領域番号 |
23520048
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 吉備国際大学 |
研究代表者 |
大谷 卓史 吉備国際大学, 社会科学部, 准教授 (50389003)
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連携研究者 |
村上 祐子 東北大学, 大学院文学研究科, 准教授 (80435502)
川口 由起子 植草学園大学, 発達教育学部, 准教授 (90531624)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | プライバシー / 道徳的自律 / 自己提示の自由 / 大学教養課程向け情報倫理教科書 / プライバシー法理論書の翻訳 / 情報倫理学研究会 / 近代以前のプライバシー類似概念 / 状況論理 / 情報倫理学 / プライバシーの文脈依存性と多義性 / プライバシーの価値 / プライバシー概念の整理 / 研究会設立 / 大学教養課程向け教科書 / インターネット利用におけるプライバシー / 状況意味論 / 哲学・倫理学 / 情報技術 / 科学技術史 / 匿名性 / 生活史 |
研究概要 |
プライバシーの多義性と文脈依存性について論理学・歴史学の成果を活用して整理を行ったうえで、最新の米国の法学理論書を翻訳した。歴史的に見て広くプライバシー類似現象が存在することを示し、論理学により役割によるプライバシー情報の取り扱いに関する規範が変わることを示した。情報倫理学の知見と対面的相互行為に関する社会学理論を応用し、道徳的自律および他者への自己提示の自由を侵害することがプライバシー侵害の危害であることを解明し、情報通信技術が媒介する非対面的行為にもこの理論が適用できることを示した。情報倫理学研究会を主催し、研究会主要メンバーによる大学教養課程向けの情報倫理教科書を編集・著作した。
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