研究課題/領域番号 |
23520060
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
中国哲学
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研究機関 | 阿南工業高等専門学校 |
研究代表者 |
藤居 岳人 阿南工業高等専門学校, 一般教科, 教授 (80228949)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 懐徳堂 / 儒者 / 中井竹山 / 中井履軒 / 中国哲学 / 思想史 / 朱子学 |
研究概要 |
本研究では、懐徳堂学派の教育思想を分析した。特に、懐徳堂学派の理念としての経学思想が現実世界に関わる経世思想―その一環としての教育思想―に反映される様相を分析し、道徳と政治との双方の重視が懐徳堂儒者の基本的立場だと明らかにした。そして、道徳と政治とのつながりが「修己」から「治人」へと向かう直線的な流れではなく、両者を同列に置いたうえで止揚することによって得られる高度な「自己」を基底とする統合を懐徳堂学派の儒者が考えていたことを解明した。その高度な「自己」の概念を提出したことが日本近世儒教思想上における懐徳堂学派の思想史的意義である。
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