研究課題/領域番号 |
23520077
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
印度哲学・仏教学
|
研究機関 | 公益財団法人中村元東方研究所 |
研究代表者 |
佐久間 留理子 公益財団法人中村元東方研究所, その他部局等, 専任研究員 (60280658)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2013年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | カーランダ・ヴューハ / 観自在 / 観音 / 仏教説話 / 梵文写本 / ネパール仏教 / インド仏教 / 国際情報交換 / ネパール / インド / カンボジア / ベトナム / 国際情報交流 / バングラデシュ / アメリカ |
研究概要 |
インドで7世紀頃に成立した『カーランダ・ヴューハ・スートラ』(KV)は、観自在菩薩の説話を述べた経典であり、インドにおける観自在信仰の展開を知る上で貴重な資料である。本研究ではKVの梵語テキスト・データベースの作成及び翻訳研究を行うとともに、梵文と、蔵訳及び漢訳との比較研究を行った。またKVをもとに15世紀頃にネパールで編纂された『グナ・カーランダ・ヴューハ・スートラ』(GKV)とKVとの比較研究も行った。 その結果、GKVは、ネパールのスヴァヤンブー仏塔に関する地域的信仰や地域的テキストである『スヴァヤンブー・プラーナ』、さらにヒンドゥー教の強い影響を受けていることが明らかとなった。
|