研究課題/領域番号 |
23520098
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
思想史
|
研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
上村 直樹 東京学芸大学, 教育学部, 研究員 (40535324)
|
研究分担者 |
佐藤 真基子 慶應義塾大学, 文学部, 非常勤講師 (30572078)
|
研究協力者 |
アレン ポーリーン オーストラリアカトリック大学, 初期キリスト教研究所, 所長
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | アウグスティヌス / キリスト教 / 聖書解釈 / パウロ / 教父 / 人間論 / 言語 / 国際研究者交流 / キリスト論 / 真理論 / 聖書 |
研究概要 |
本研究は、古代末期のキリスト教思想家であるアウグスティヌスの聖書解釈、とくにその思想の成熟期にさきだって著された「創世記」とパウロ書簡に関する註解書を分析することによって、アウグスティヌスの聖書解釈の実態を解明するとともに、その解釈法が人間論、ならびに言語理論と密接に関連していることを示した。これによって、アウグスティヌスの思想が聖書解釈の実践によって深化する過程が実証されるとともに、古代末期の聖書解釈学が、言語や人間の本質についての理解を包括していることが明らかにされた。本研究は、海外研究協力者、またアジア環太平洋地域の研究者との相互交流のなかで遂行され、その研究成果を国内外に発信した。
|