研究課題/領域番号 |
23520104
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
思想史
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研究機関 | 青山学院大学 |
研究代表者 |
井田 尚 青山学院大学, 文学部, 教授 (10339517)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 十八世紀 / 百科全書 / 科学史 / ディドロ / ダランベール / 説得 / パラダイム / 読者 / 進歩 / 科学論争 / フランス / 啓蒙主義 / 科学 / 物理学 / チェンバース / 科学的信念 / 科学的啓蒙 / 信念 / 見解 |
研究成果の概要 |
本研究では、十八世紀フランスの『百科全書』の科学項目における複数の言説の競合関係に注目し、一見客観的な科学の歴史の成立に与える説得的な言説の役割の解明を目指した。その結果、数学者ダランベールによる項目を筆頭とする複数の項目で、チェンバース百科辞典や先行著作からの大量の引用に依拠しつつ、新旧の科学的見解の比較考量が行われ、啓蒙のイデオロギーを反映したパラダイム転換の歴史叙述が行われていること、編者のディドロとダランベールがそれぞれ技芸と科学の領域で科学・技術の自由な発展を理想とする進歩の哲学を説き、『百科全書』の一般読者層の拡大に人類の知的進歩を託したことが明らかになった。
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