研究課題
基盤研究(C)
中部イタリアのフィレンツェで活動した彫刻家コッラード・ヴィーニ(1888-1956年)の伝記的消息および進歩史観を、存命する三名の弟子への取材により明らかにした。またその親交の深かったホテル・バリオーニの経営者フランチェスコ・バリオーニが依頼した同ホテル開業25周年記念メダル《ケレス》を、彫刻家が抱いた進歩史観の観点から、文明の寓意と解釈した。さらに、《ケレス》、北米の墓地のための《キリスト磔刑》、南イタリアのシチリア州ラグーサの郵政電信庁舎を飾る女性擬人像の個人像習作を初公刊し、女性擬人像の主題を同庁舎設計者マッツォーニの残した文書に基づき初めて特定し、図像分析を行った。
すべて 2013 2011
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件)
五浦論叢(茨城大学五浦美術文化研究所紀要)
巻: 第20号 ページ: 1-36
120005387365
五浦論叢
巻: 20号 ページ: 1-36
Artista-Critica dell'Arte in Toscana
巻: 2010 ページ: 142-149
Artista - Critica dell'arte in Toscana
巻: 22, 2010 ページ: 142-149