研究課題/領域番号 |
23520122
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美学・美術史
|
研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
長野 順子 神戸大学, 人文学研究科, 教授 (20172546)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | セルフポートレート / ジェンダー / フォトモンタージュ / 鏡 / シュルレアリスム / 人形 |
研究概要 |
本研究期間を通してクロード・カーン(とムーア)の初期のジャーナリズム活動、パリ時代の前衛劇への関心及びシュルレアリストとの交流の中での文筆活動とセルフポートレート及びフォトモンタージュの制作、そしてジャージー島移住後の反ドイツ軍活動について、関連のアーカイヴやBNFでの一次資料他による調査・研究を行い、このユダヤ系フランス女性の「セルフポートレート」を中心とした多領域に亙る独自な活動の全体像を統括的に把握することができた。また、20世紀以降の女性アーティストのセルフポートレートにおける「自己同一性の転覆」の諸相を分類し、これらの現代的傾向の先駆者としてカーンを位置づけることができた。
|