研究課題/領域番号 |
23520137
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美学・美術史
|
研究機関 | 京都造形芸術大学 |
研究代表者 |
河上 眞理 京都造形芸術大学, 芸術学部, 准教授 (20411316)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | イタリア美術 / イタリア美術史 / イタリア王国 / 19世紀 / 歴史画 / 美術アカデミー / フランス19世紀 / イギリス19世紀 / 19世紀 / フランス19世紀 / イギリス19世紀 / フランス19世紀絵画 / イギリス19世紀絵画 / レオナルド・ダ・ヴィンチ |
研究概要 |
「イタリア美術」という概念はイタリア半島初の統一国家イタリア王国の成立に伴い形成されたと仮定し、絵画を中心に、遺産としての過去の美術の扱いと、同時代の動向との関係を通して考察し、以下が明らかになった。第一に18世紀に遡るイタリア美術史編纂事業を通して、半島内で展開した美術の独自性と世界への発進力が改めて認識された、第二に美術品保護の充実が訴求され、公私の美術館制度が整備された、第三に「イタリア美術」というブランド力の国際的な場面における効果が認識され、謂わば、海外における「イタリア美術」像を再受容し、イタリア王国は美術外交という施策を展開した。
|