研究課題/領域番号 |
23520147
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術学・芸術史・芸術一般
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
太田 圭 筑波大学, 芸術系, 教授 (80194158)
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研究分担者 |
程塚 敏明 筑波大学, 芸術系, 准教授 (40292544)
吉田 滋樹 筑波大学, 生命環境系, 准教授 (90230739)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 伝承的日本画技法 / 銀箔の変色 / 膠液の防腐 / 桐板の滲み止め / 現代日本画 / 国際情報交流 / 東アジア / 伝承的技法 / 膠彩画 / 支持体 |
研究概要 |
現代では汎用されなくなった伝承的日本画技法のうち、大根の絞り汁と鶏卵の白身の塗布による銀箔の変色防止技法の有効性を認めることができた。同時に、比較のために塗布した各種液体の効果についても、変色防止効果の有無を確認する事ができ、有効な液体については今後の制作への実用性を確認することができた。また、笹の葉による膠液の防腐作用についての実験では、現代の膠に用いられている防腐剤の影響により、防腐効果を確かめるまでには至らなかった。しかし、これらの伝承的技法を検討したことで、それらの現代における有効性とともに、別の素材による技法についての可能性を確認することができた。
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