研究課題/領域番号 |
23520197
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術学・芸術史・芸術一般
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研究機関 | 神戸学院大学 |
研究代表者 |
赤井 敏夫 神戸学院大学, 人文学部, 教授 (00192873)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 映像学 / 南アジア / ヒンドゥー教 / 神話 / 民衆芸能 / 無声映画 / インド映画 / 民俗芸能 / テルグ語 / 国際情報交換 / 国際情報交流 |
研究概要 |
インド映画黎明期に支配的なジャンルであった神話映画がなぜ衰退したのか、一方で特定の地方では今でもその伝統が続いているのはなぜかを調査することが本研究の目的であった。独立以降の社会制度の激変がその一因であるとは容易に予想できるし、本研究でもこれを覆すような反証は見つかっていない。だが世俗化だけで全てを説明できないのである。50~60年代のテルグ語映画のように神話映画が政界編成のためのプロパガンダに利用された結果新たな宗教的関心を生み出した例がある。宗教性の変質そのものが映画によって促されているのである。映画・宗教・政治は相互影響下にあり、それ故今後の観察が必要であるというのが本研究の結論である。
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