研究課題/領域番号 |
23520206
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
|
研究機関 | 北海道教育大学 |
研究代表者 |
小林 真二 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (50292488)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
|
キーワード | 函館 / 長谷川海太郎 / 久生十蘭 / 水谷準 / 地方新聞・雑誌 / 地域文化 / 近代文学 / モダニズム文化 / モダニズム / 大正期 / 文学 |
研究概要 |
本研究では、亀井勝一郎が最も函館らしい作家として名を挙げた3名の作家、長谷川海太郎(筆名・牧逸馬、谷譲次、林不忘)、久生十蘭、水谷準の文学の背景をなす大正期函館モダニズム文化について調査・研究を行い、長谷川海太郎が函館中学校時代の先輩グループ、宣教師、家庭教師などとの文化的ネットワークの中で文学・思想・渡米意志などを育んだことや、阿部回漕店に生まれた久生十蘭が海運都市・函館を背景に「船」「ロシア」「海難」などのモチーフを文学に活かしたこと、そうした二人の先輩に導かれて水谷準が文学者として成熟していったことなどを明らかにすると共に、従来埋もれてきた彼等の新資料を多数発見することができた。
|