研究課題/領域番号 |
23520211
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
石井 正己 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (30251565)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 昔話 / 植民地 / 柳田国男 / 関敬吾 / 教科書 / 大東亜共栄圏 / アジア / 帝国主義 / 昔話研究 / 共同研究 / 植民地主義 / 孫晋泰 / 韓国 / 国際研究者交流(韓国) / インド / 東洋学 / ボース / 昔話 韓国、中国、インド / 採集 / 出版 / 移民 / 民俗学 / 人類学 / 満州 / 教育 |
研究成果の概要 |
帝国日本は台湾・朝鮮・南洋群島・満洲ならびに中国に植民地統治を拡大し、インドまで視野に入れた大東亜共栄圏まで構想した。その際に各地に伝わる昔話を採集し、その資料を発行した。それによって、各地の民情を把握するとともに、日本とよく似た昔話があれば、それが日本の統治の根拠にされた。そのため、柳田国男や関敬吾が進めた戦後の昔話研究では、学術的価値がないとして切り捨てられた。しかし、その当時に立ち戻って研究をたどることは、国際化に向かう昔話研究のためにも急務であり、日本にはその責任があると考えた。研究を進める中で、各地で作られた教科書との関係も明らかになった。
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