研究課題/領域番号 |
23520227
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
有元 伸子 広島大学, 文学研究科, 教授 (50202768)
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研究分担者 |
遠藤 伸治 県立広島大学, 生命環境学部, 教授 (40185161)
瀬崎 圭二 広島大学, 大学院文学研究科, 准教授 (70413284)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 岡田(永代)美知代 / 田山花袋 / 少女小説 / 広島の文学 / 広島県の女性作家 / 地域性 / テクスチュアル・ハラスメント / 田山花袋「蒲団」 |
研究概要 |
本研究の目的は、広島県上下町出身の女性作家・岡田(永代)美知代(1885-1968)について、田山花袋の「蒲団」のモデルとしてのフィルターを排して、一人の女性作家として総合的に評価し直すことである。上下歴史文化資料館と協力しつつ、文献調査やインタビュー実施によって詳細な著作リストや年譜を作成し、既知の2倍以上の作品を発掘した。生前未発表原稿の翻刻紹介を行なうとともに、残された作品や書簡を解析し、花袋との関係や地域性・労働・少女小説といった観点から、美知代の文学の特質を解明した。
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