研究課題/領域番号 |
23520229
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
川平 敏文 九州大学, 人文科学研究院, 准教授 (60336972)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 老荘思想 / 林希逸 / 山岡元隣 / 善書 / 岩田彦助 / 南部草寿 / 太上感応篇 / 佚斎樗山 / 受容 / 俳諧寓言説 / 山岡元倫 / 林読耕斎 |
研究概要 |
江戸前期の文学者・山岡元隣は、老荘と禅(仏教)とを表裏一体のものとして捉えている。これは江戸前期における老荘思想受容の特徴で、宋の儒学者・林希逸の老荘注釈の影響を受けたものと考えられる。また儒学者・南部草寿は、老荘思想と関連をもつ中国の教訓本『太上感応篇』を日本で始めて本格的に注釈しているが、彼の学問にも、林希逸と同じように儒教・仏教・老荘を一体のものとして見る傾向がうかがえる。
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