研究課題
基盤研究(C)
本研究は、近世前期上方出版界の転換期(元禄・宝永・正徳)におけるキーパーソンとしての浮世草子作者月尋堂の多彩な文学活動について考察したものである。月尋堂には従来知られていなかった和学者としての一面があり、歌学書『和歌俗説辨』や有職故実書『官職田舎辨疑』などを出版するが、それは西鶴以降の新しい浮世草子作者像を提示するとともに、当時の出版界において求められる作者のあり方をも示唆することになる。
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京都府立大学学術報告・人文
巻: 65号 ページ: 1-42
110009676596
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009676596
京都府立大学学術報告 人文
巻: 65 ページ: 1-42
巻: 64号 ページ: 1-28
110009555869
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009555869
巻: 64 ページ: 1-28