デジタル環境下における版本書誌記述法の標準化

• 研究課題/領域番号: 23520260
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 日本文学
• 研究機関: 立命館大学
• 研究代表者: 赤間 亮 立命館大学, 文学部, 教授 (70212412)
• 研究協力者: 金子 貴昭 ; ELLIS Tinios
• 研究期間 (年度): 2011-04-28 – 2015-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2014年度)
• 配分額: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円); 2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
• キーワード: 版本 / 板木 / 書籍閲覧システム / ポータルデータベース / 書誌 / デジタル・アーカイブ / 国際情報交換 / イギリス：イタリア / 書肆 / デジタルアーカイブ / チェコ / ポータル・データベース / 国際情報交流 / イタリア：アメリカ

研究成果の概要

日本の古典籍をWEB上で画像閲覧する環境において必要とされる版本の書誌記述法を策定し、立命館ARC古典籍閲覧システム上で実装した。海外の研究者にとっても十分に活用できるよう海外コレクションの情報公開の手法、すなわち個別型エントランス管理や公開/非公開による画像管理を実現した。日本の大規模所蔵機関、たとえば国会図書館、国文学研究資料館、早稲田大学図書館などの情報と連携させる、ポータルデータベース化を実現した。項目セットを必要最小限とした一方で、板木データベースなど関連DBへのリンク機能や、研究利用者のユーザーメモなどの十分な機能によって、個別的な視点による書誌情報をDB化する機能も実装した。

研究成果

• [雑誌論文] 立命館大学アート・リサーチセンターの古典籍デジタル化：ARC国際モデルについて (2015)
  • 著者名/発表者名: 赤間 亮
  • 雑誌名: 情報の科学と技術 巻: 65 ページ: 181-186
  • オープンアクセス
• [雑誌論文] 歌舞伎の見得と風流 (2013)
  • 著者名/発表者名: 赤間 亮
  • 雑誌名: 国文学論考 巻: 49 ページ: 35-46
  • 査読あり
• [学会発表] The ARC's Digitalization Project: Its information-technological aspects (2015)
  • 著者名/発表者名: Ryo Akama
  • 学会等名: Digital Humanities Workshop in WeatherHead East Asian Institute
  • 発表場所: コロンビア大学ウェザーヘッド東アジア研究所（ニューヨーク・アメリカ合衆国）
  • 年月日: 2015-03-06
  • 招待講演
• [学会発表] 古典籍デジタル・アーカイブと複製出版事業の行方 (2014)
  • 著者名/発表者名: 赤間 亮
  • 学会等名: 日本出版学会（関西部会）・日本アート・ドキュメンテーション学会（関西地区部会）共催研究会
  • 発表場所: 立命館大学大阪キャンパス（大阪府、大阪市）
  • 年月日: 2014-06-23
• [学会発表] 和本デジタルアーカイブと国際和本リテラシー (2012)
  • 著者名/発表者名: 赤間 亮
  • 学会等名: 板本・板木をめぐる研究集会「和本エンタテインメント－和本の魅力を再検討する－」
  • 発表場所: 立命館大学アート・リサーチセンター（京都府）
• [学会発表] Digital Revolution: New challenges in the ARC digitization model (2011)
  • 著者名/発表者名: 赤間 亮
  • 学会等名: EAJRS2011
  • 発表場所: Newcastle University(Great Britain)
• [学会発表] 古典籍におけるデジタル「画像」時代のメタデータ (2011)
  • 著者名/発表者名: 赤間 亮
  • 学会等名: 日文研共同研究会「デジタル環境が創成する古典画像資料研究の新時代」
  • 発表場所: 国際日本文化研究センター（京都府）
• [学会発表] 海外古典籍デジタル・アーカイブ
  • 著者名/発表者名: 赤間亮
  • 学会等名: 「文化情報学専修」設置準備企画連続講演会 第6回
  • 発表場所: 立命館大学アート・リサーチセンター（京都府京都市）
• [学会発表] 和本デジタル化の進捗と古典籍情報の統合・活用手法
  • 著者名/発表者名: 赤間 亮
  • 学会等名: EAJRS
  • 発表場所: ベルリン国立図書館（ドイツ）
• [図書] 文化情報学ガイドブック:情報メディア技術から「人」を探る (2014)
  • 著者名/発表者名: 赤間亮、鈴木桂子、八村広三郎、矢野桂司、湯浅俊彦
  • 総ページ数: 216
  • 出版者: 勉誠出版
• [図書] 『デジタル人文学のすすめ』 (2013)
  • 著者名/発表者名: 楊暁捷、赤間 亮
  • 総ページ数: 304
  • 出版者: 勉誠出版
• [図書] アーカイブのつくりかた 構築と活用入門 (2012)
  • 著者名/発表者名: 赤間 亮
  • 総ページ数: 256
  • 出版者: 勉誠出版
• [備考] 古典籍閲覧ポータルデータベース
  • URL: http://www.dh-jac.net/db1/books/search_portal.php
• [備考] ARC書籍閲覧システム
  • URL: http://www.dh-jac.net/db1/books/search.php
• [備考] ARC書籍閲覧システム
  • URL: http://www.dh-jac.net/db1/books/search.php
• [備考] 古典籍閲覧ポータルデータベース
  • URL: http://www.dh-jac.net/db1/books/search_portal.php
• [備考] 立命館大学所蔵貴重書アーカイブ 日本文学・芸術篇
  • URL: http://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/rarebook/
• [備考] 古典籍閲覧ポータルデータベース
  • URL: http://www.dh-jac.net/db1/books/portal/search.html
• [備考]
  • URL: http://www.ameet.jp/digital-archives/digital-archives_20110530/
• [備考]
  • URL: http://www.dh-jac.net/db1/books/portal/search.html