研究課題/領域番号 |
23520272
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 国文学研究資料館 |
研究代表者 |
中村 康夫 国文学研究資料館, 研究部, 教授 (60144680)
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研究協力者 |
中村 成里 早稲田大学附属本庄高等学校
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 栄花物語 / 本文 / 抄出本 / 北村季吟 / 絵入版本 / 学習院本栄花物語 / 古い形 / 本文の価値 / 諸本 / 調査 / 自筆 / 抄出本文 / 古本系 / 歴史意識 / 筆跡 / 書き入れ |
研究概要 |
絵入版本『栄花物語』は江戸時代初期に刊行された。その絵入版本は抄出本文を持っており、作品を熟知した人物によって作成されたと思われる。それは誰か。今回、研究代表者が入手した写本は絵入版本と同じ本文を持っており、「季吟しるす」の識語を奥に持っている。加えて、この写本の文字は、絵入版本の文字に酷似している。そこで、この写本と絵入版本との関係を調査することにより、未知の事柄を解明した。その結果、北村季吟は版本刊行に関与していると思われた。 学習院大学蔵『栄花物語』の本文は古体なものであると報告されたが、さらにその価値について調査する必要があった。現在、古筆切なども含めて調査を続けている。
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