研究課題/領域番号 |
23520295
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
長畑 明利 名古屋大学, 国際言語文化研究科, 教授 (90208041)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | パウンド / 反抽象 / 高利 / 儒教 / ファシズム / 社会信用論 / 抽象 |
研究概要 |
本研究は、エズラ・パウンドの詩と詩論に見出される経済論と創作スタイルの関係、特に、彼の「利子(高利)」批判と「反抽象」の姿勢の関係を明らかにすることを目的とした。研究の結果、パウンドの「利子」批判と「反抽象」の姿勢には連関性が認められること、「利子」批判が見られる「詩篇」において、しばしば、ファシズムや儒教に関連するトピックが連結されること、「利子」批判が顕著になる後期の『詩篇』において、初期の『詩篇』の創作原理であった「表意文字的手法」の性質が変化していることなどを確認ができた。
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