研究課題
基盤研究(C)
本研究においては、シェイクスピア演劇における勢力均衡思想の表象を、16世紀から17世紀におけるこの思想の理論化と現実の国際政治における展開に即しながら、主として以下の劇に関して考察した。(1)『リア王』における国内、国際政治における二重の勢力均衡とその破綻。特に、先行する『レア王』と、ネイハム・テイトによる王政復古期の改作との比較。(2)『ヘンリー八世』におけるウルジー枢機卿の外交政策に見られる勢力均衡。特に、主要な材源であるホリンシェッドの『年代記』における記述との比較。(3)『ハムレット』のデンマーク王国の外交政策に見られる二方面における勢力均衡。
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Early Modern Literary Studies
巻: Special Issue 21 (purl.org/emls(電子ジャーナル))
Shakespeare News(日本シェイクスピア協会)
巻: 53 ページ: 31-41
Shakespeare News(日本シェイクスピア協会)
巻: Special Issue 21