研究課題
基盤研究(C)
イングランド国教会の『欽定説教集』の「死への恐怖を戒める説教」の文言が『夏の夜の夢』に反映されていて、その事実がこの喜劇の解釈に大きな意味を持つ、という論考を長短2本の英文の論文として完成させた。また、英語の近代的な意味での「(流行する服飾の)ファッション」というfashionの概念が誕生したのが、16世紀後半の英国であり、この概念が同説教集の「華美な服装を戒める説教」のfashionの使用例によって誕生した可能性が大きい、という事実を発見し考察した。また、これまで注目されていなかったフォルジャー図書館所蔵の1685年の国教会の反カトリック説教集の歴史的な重要性に関しての英文論考を完成させた。
すべて 2013 2012 2010 2008 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (7件) (うち招待講演 2件)
Studies in Philology
巻: vol.109, no.3 ページ: 455-473
The Tempest, II.I.313-14', Notes & Queries
巻: vol.255, no.3 ページ: 405-408
Notes & Queries
巻: vol.253, no.2 ページ: 191-194