研究課題/領域番号 |
23520332
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
辻 昌宏 明治大学, 経営学部, 教授 (00188533)
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研究分担者 |
道家 英穂 専修大学, 文学部, 教授 (70198000)
高岸 冬詩 首都大学東京, 人文科学研究科(研究院), 教授 (20248917)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 音韻構造 / マクニース / オーデン / イデオロギー表象 / モダニズム / 韻律 / 押韻 / リブレット |
研究概要 |
スペイン内戦を直接見聞することにより、詩人マクニースの意識は揺さぶられ、それまで比較的中立的であった態度から共和派へコミットするようになる。しかしながら、コミットを表明する仕方は、プロパガンダ的なものではなく、長詩『秋の日記』における音韻のシステム、とくに韻の踏み方およびスタンザの構成方法を徐々に変えていくことによってであった。その微細な変化のさせ方を解析し、独特のスタンザ構成法を明らかにした。一方、オーデンの場合には、スペイン内戦に関わった後に、日中戦争のさなかの中国へ赴いたが、そこでは全く古典的なソネットを書いている。詩の韻律的構造が内面を保護している可能性を明らかにした。
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