研究課題/領域番号 |
23520353
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 福岡歯科大学 |
研究代表者 |
壬生 正博 福岡歯科大学, 歯学部, 教授 (30249784)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 中世イギリス文学 / 異界 / 幻視 / 夢 / タンダール / ダンテ / 黙示文学 / 黙示文書 |
研究成果の概要 |
本研究は、中世イギリスの夢幻視物語とダンテの「神曲」および写本図像とを比較する研究である。夢幻視物語の代表的三作品の比較検討を行った成果として、The Vision of Tundaleがダンテの「神曲」との類似性が最も強いことがわかった。この点から、Tundaleの12世紀のラテン語版と15世紀の中英語版についても比較研究を行い、三位一体が天界の中核であり、両者に微妙な記述上の相違があることがわかった。この経緯から、三位一体を中心にTundaleと「神曲」を比較検討することによって、夢幻視物語の異界描写に対する意識の一端を解明できた。成果は、下記「4.研究成果」に記したとおりである。
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