研究課題/領域番号 |
23520358
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学(英文学を除く)
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
寺田 龍男 北海道大学, メディア・コミュニケーション研究院, 教授 (30197800)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 中世ドイツ文学 / 異文化研究 / 英雄叙事詩 / 軍記物語 / リーンハルト・ショイベルの英雄本 / ニーベルンゲンの歌 / 学校教育 / ディートリヒ叙事詩 / 国際情報交流 ドイツ / 国際情報交換 ドイツ / リーンハルト・ショイベル / 英雄本 / 語彙調査 / 聖者 / 勇士 / ドイツ文学 / 日本文学 / 比較文学 / 中世文学 / 比較歴史学 / 国際情報交流 |
研究成果の概要 |
本研究では以下の知見を得た。 1.軍記物語は西洋の英雄叙事詩研究に通常含まれない。しかしどちらも同様の内容を有しており、共通点も大きい。日本文化の中にあって軍記物語は他の形式では成立し得なかったことを具体例で示し、共通概念(英雄文芸)を用いることを改めて提起した。2.近年研究が盛んなディートリヒ叙事詩の語彙研究を進めた。とくに『ヴィルギナール』の一写本が収録されている「リーンハルト・ショイベルの英雄本」における語彙を網羅的に調査し、その使用傾向の一端を明らかにした。3.『ニーベルンゲンの歌』をとりまく状況(近年大きく進捗する研究と教育)に関する現状を報告した。
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