研究課題/領域番号 |
23520371
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学(英文学を除く)
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
山口 裕之 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (40244628)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ベンヤミン / メディア理論 / 知覚 / 歴史哲学 / 神学 / 近代技術 / 西欧ユダヤ主義 / 救済概念 / 翻訳 / 救済 / ユダヤ主義 / 時間概念 / キリスト教 / 技術性 / 身体性 / 魔術性 |
研究概要 |
本研究は、ヴァルター・ベンヤミンにおける近代技術と身体性をめぐる問題領域と、それとは一見対極的な位置を占めるかのように見える神学的思考のコンテクストとを結びつけることによって、ベンヤミンの思考の特質を明らかにすることを目指すものである。ベンヤミンが「複製技術論」のなかで論じている近代技術とそれに伴う知覚の変容(とりわけ、現代のハイパーテクスト的なメディア理論へと敷衍されるような断片の再構成とモザイク的な知覚の様式)は、他方ではベンヤミンにとって「救済」を目指す神学的思考モデルと重ね合わされている。この神学的思考においては、非歴史的な「時間」概念がきわめて重要な要素となっている。
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