研究課題/領域番号 |
23520373
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学(英文学を除く)
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
吉田 治代 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 准教授 (70460011)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2013年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ユダヤ系ドイツ思想 / ナショナリズム / 文化遺産・記憶論 / 国際情報交換 / 独文学 / 思想史 / 文化の遺産・記憶論 / 国際情報交流 |
研究概要 |
本研究の目的は、戦間期のエルンスト・ブロッホの多元主義的思想を〈遺産プロジェクト〉と〈異化プロジェクト〉という観点から考察するものである。本研究期間内は、〈遺産プロジェクト〉に焦点を絞り、以下を明らかにした。(1)ドイツの反民主主義、軍国主義という、第一次世界大戦から顕在化する危機に抗してブロッホが生み出したのが、ドイツの民主的かつ民族的な遺産を相続するという「愛国的」プロジェクトであり、それがナチズムへの批判にもつながる。(2)「ドイツ民族主義」思想が文化多元思想につながる限りにおいてそれを受け継いだランダウアーらユダヤ系社会主義者の実践が、ブロッホのプロジェクトのモデルとなっている。
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