研究課題
基盤研究(C)
本研究は、20世紀フランスの思想家ジョルジュ・バタイユ(1897ー1962)の初期の活動、とりわけ総合的文化誌『ドキュマン』(1929ー1931)をめぐる活動を、当時の文化的背景に注目しながら解明した。視点としては文化多元主義(諸文化の多様性をそのままに肯定する立場)をとった。成果としてあげられるのは、前世紀からの西欧近代一元主義に膠着して危機的状況にあった同時代の西欧文化を、バタイユが、考古学、民族誌学、前衛芸術の最新の情報を呈示しながら、批判、相対化、活性化していった様を論文やシンポジウムを通して具体的に呈示できたことである。
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Actes du colloque international Le college de sociologie : Roger Caillois, Georges Bataille et Michel Leiris (Anamnese (Caen, France))
巻: (刊行予定) ページ: 189-200
法政大学文学部紀要
巻: 第68号 ページ: 29-46
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言語と文化
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週刊読書人
巻: 2012年8月10日号
巻: 2012年8月10日号 ページ: 1-1
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『現代思想』2011年7月臨時増刊号「震災以後を生きるための50冊」
巻: 第39巻第9号 ページ: 170-173