研究課題/領域番号 |
23520436
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
各国文学・文学論
|
研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
阿部 泰記 山口大学, 人文学部, 教授 (40091227)
|
研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | 聖諭宣講 / 聖諭 / 宣講 / 湖北大鼓 / 湘北大鼓 / 山東大鼓 / 台湾唸歌 / 政策宣講 / 『躋春台』 / 「漢川善書」 / 『宣講集要』 / 「案証」 / 「西南官話」 / 漢川善書 / 『奎星下界』 / 『包公出世』 / 『萃美集』 / 『万選青銭』 / 『触目警心』 / 宣講拾遺 / 宣講大成 / 宣講彙編 / 教化 / 娯楽 |
研究成果の概要 |
皇帝の訓諭である「聖諭」を宣読し講説して民衆を教化する「聖諭宣講」は、民衆に親近感を持たせるため、近代に至って説唱(語り物)形式の民間芸能に変容していった。そうした説唱形式の「聖諭宣講」は、現代では湖北省の「漢川善書」にしか伝承されていないが、実は全国に分布して民衆教化に奏功していたと思われる。この研究ではテキストを収集することによってそれを明らかにした。 「聖諭宣講」は近代に至って地方芸能に採り入れられた。この研究では、現地調査によって、湖北大鼓などの形式による「宣講」の存在を明らかにし、近現代においては、「聖諭」のみならず、「政策」宣講が行われるようになったことも具体的に明らかにした。
|