研究課題/領域番号 |
23520445
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
各国文学・文学論
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研究機関 | 追手門学院大学 |
研究代表者 |
松家 裕子 追手門学院大学, 国際教養学部, 教授 (20215396)
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研究分担者 |
小南 一郎 泉屋博古館, 館長 (50027554)
磯部 祐子 富山大学, 人文学部, 教授 (00161696)
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連携研究者 |
要木 佳美 (藤田 佳美) 島根大学, 非常勤講師
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 中国文学 / 唱導文藝 / 宝巻 / 宣巻 / 紹興 / 金華 / 道情 / ブ[務+女]劇 / 婺劇 / 中国 / 包公 / ブ[務+女]劇 / 浙江 / 平湖 |
研究概要 |
この研究では、宝巻をはじめとする中国の唱導文藝・口承文藝のテキストを、それをとりまく状況のなかでとらえなおすことによって、より正しく豊かな読みに近づくことを主たる目的として、江南地区のうち、浙江の紹興宣巻と金華道情およびブ[務+女]劇を対象に、実地調査と文献調査を行なった。 その成果として、宝巻や金華道情など、いくつかのテキストの読み解きの成果を発表するとともに、紹興宣巻と信仰とのかかわりについて、あらたに「孤魂の慰撫」という視座を導入し、またブ劇の村落共同体の儀礼としての上演を清朝宮廷演劇との共通性に注目して分析するなど、新しい解釈の方法をいくつか提出することができた。
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