研究課題/領域番号 |
23520455
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
那須 昭夫 筑波大学, 人文社会系, 准教授 (00294174)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 音韻論 / 促音 / オノマトペ / アクセント / 最適性理論 / 特殊モーラ / プロソディ / 言語学 |
研究概要 |
本研究は,日本語オノマトペの語末促音の韻律特性について、実証的手法を通じて明らかにすることを目的として行われたものである。語末に促音を含むオノマトペと含まないオノマトペについて、ピッチ動態の異同を観察すべく録音実験を行い、両者が互いに近似した韻律的特徴を備えていることを明らかにした。この結果は、促音形オノマトペが実質的に無語尾オノマトペと等価な語形であることおよび、語末促音が語形の示差性をもたらさない要素であることを示唆するものである。この知見を通じて、語末促音が韻律調整のために挿入される要素として機能しているとの理論的考察を実証的観点から裏づけられたことが、本研究の核となる成果である。
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