研究課題/領域番号 |
23520474
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
田嶋 圭一 法政大学, 文学部, 教授 (70366821)
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研究分担者 |
北原 真冬 早稲田大学, 法学学術院, 教授 (00343301)
米山 聖子 大東文化大学, 外国語学部, 准教授 (60365856)
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研究協力者 |
久木 身和子 Iona College, Dept. of Speech Communication Studies, Visiting Professor
加藤 宏明 情報通信研究機構(NICT), ユニバーサルコミュニケーション研究所, 研究員 (20374093)
MARTIN Andrew 理化学研究所脳科学総合研究センター, 言語発達研究チーム, 研究員
馬塚 れい子 理化学研究所脳科学総合研究センター, 言語発達研究チーム, シニアチームリーダー (00392126)
匂坂 芳典 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (70339737)
HUFNAGEL Stefanie Shattuck Massachusetts Institute of Technology, Research Laboratory of Electronics, Principal Research Scientist
鮮 于媚 国立国語研究所, 理論/構造研究系, プロジェクト研究員
田中 邦佳 理化学研究所脳科学総合研究センター, 言語発達研究チーム, スタッフ
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 英語音節 / 日本語特殊拍 / 韻律構造 / 対乳児音声 / 機能負担量 / 音声知覚と産出 / 第二言語学習 / 日本語 / 特殊拍 / 英語 / 音節 / 機能的負担量 / 国際情報交換 / 音声コーパス / 音声知覚 / 外国語学習 / 国際研究者交流 / モーラ / 音声産出 / 単語親密度 |
研究概要 |
話し言葉の韻律構造の要素であるモーラ・音節などの単位が音声の発話や知覚にどのような影響を与えるか,また語彙知識とどのような関連があるかを検証した。その結果,日本語話者による英単語の音節の聞き取りはカタカナ外来語の有無の影響を受けないこと,外国語話者による日本語特殊拍の知覚は訓練や言語経験によりある程度改善するが,母語話者の水準に近づくのは困難であること,ある音素が単語の区別にどの程度貢献するかの指標である機能負担量は単語のアクセント型などの韻律構造を考慮した方が有用であることなどを明らかにした。これらの結果は,韻律単位が心理的実在性を有し,音声の産出・知覚に重要な影響を与えることを示唆する。
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