研究課題/領域番号 |
23520476
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 南山大学 |
研究代表者 |
青柳 宏 南山大学, 人文学部, 教授 (60212388)
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研究分担者 |
高野 祐二 金城学院大学, 文学部, 教授 (40286604)
杉崎 鉱司 三重大学, 人文学部, 教授 (60362331)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 日韓対照 / 機能範疇 / パラメター / 統語論 / 形態論 / 複合動詞 / 移動 / 項削除 / (ミクロ)パラメター / 日本語 / 韓国語 / 分裂文 / 言語獲得 / 国際研究者交流 / 国際情報交換 / 韓国 / アメリカ |
研究概要 |
本課題研究の成果として、つぎのことが明らかになった。まず、統語形態論的に日本語は韓国語よりもより広範な領域の機能範疇が利用可能であるようにパラメター設定がなされている。具体的には、前者ではVoicePとTPの間でHigher Applicativeが、VPより下でLower Aspectがそれぞれ利用可能である。つぎに、日韓語はいずれも分裂文を形成するが、「主格制約」に関して違いを示し、同制約が前者では統語部門で作用し、後者では音韻・形態部門で作用する。さらに、日韓の幼児は、格助詞と後置詞の区別、項削除の可能性に関して、観察しうる最初期において既に成人と同様の知識を有している。
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