研究課題/領域番号 |
23520482
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 宮崎大学 (2012-2013) 石川工業高等専門学校 (2011) |
研究代表者 |
小熊 猛 宮崎大学, 教育文化学部, 准教授 (60311015)
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研究分担者 |
田村 幸誠 滋賀大学, 教育学部, 准教授 (30397517)
井筒 美津子 藤女子大学, 文学部, 准教授 (00438334)
川畠 嘉美 石川工業高等専門学校, 一般教育科, 准教授 (70581172)
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連携研究者 |
井筒 勝信 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (70322865)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 事態把握 / 逆行構文 / 直示性 / 動詞枠付け言語 / 衛星枠付け言語 / 参照点構造 / 主観性 / V-framed 言語 / S-framed 言語 / 場面内視点 / 脱主体化 |
研究概要 |
被行為者とその身体の二項を取る接触動詞構文が独語・露語など衛星枠付け言語に広く見られ、西語・日本語など動詞枠付け言語に見られないことに着目し、構文と言語類型の相関性を検討した。動詞枠付けの仏語や韓国語には一部当該構文らしきものが認められた。当該構文は「利害」という主観的意味が伴うことから大きく受益・被害構文と捉え直し、日本語・韓国語・アイヌ語の機能的対応構文の概念的分析に基づいて動詞/衛星色付けの分類を試みた。日本語は「利害」を徹底して補助動詞で言語化する動詞色付け言語,アイヌ語は動詞接辞で言語化する衛星色付け言語の傾向を示す。韓国語は基本的に動詞色付け言語ながら,一部衛星色付け的色彩を示す。
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