研究課題/領域番号 |
23520487
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
嶋崎 啓 東北大学, 文学研究科, 教授 (60400206)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 独語学 / ゲルマン語 / 文法化 / ドイツ語 / 言語学 |
研究概要 |
ゲルマン語の中で完了形の発達に違いがあるのは、動詞のアスペクトの違いによる。すなわち、英語の動詞は完了相の意味が強いため、be+過去分詞は動作受動をも表し、またそれに連動してhave+過去分詞は間接受動の意味を強く持つ。その結果have+過去分詞は完了形として発達しにくかった。動詞のアスペクトが非完了相に傾いているドイツ語においては一般的な受動態はwerden+過去分詞が表し、sein+過去分詞は状態受動にとどまった。そのためhaben+過去分詞は間接受動としては発達せずに完了形として発達した。
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