研究課題/領域番号 |
23520504
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
藤村 逸子 名古屋大学, 国際開発研究科, 教授 (50229035)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | フランス語 / 日本語 / 品詞 / コロケーション / 統計学的方法 / 名詞修飾 / 通時的変化 / 言語学 / 形容詞 / 統計指標 / 国際研究者交流 フランス / コーパス言語学 / Log-Rスコア / コーパス / 語彙化 / 文法化 |
研究概要 |
大規模な言語データにおいて観察される言語現象を人間の動的な言語使用の痕跡とみなす立場に立ち、言語使用と言語構造の関係の解明に向けて、日本語とフランス語の形容詞に関わる言語現象を定量的に記述した。対象の言語項目は、色彩、味覚、規模、発話モダリティに関連する形容詞である。言語の構造化に重要な役割を果たすのは、意識化の度合が高い意味要因のほか、社会言語学的変異や通時的変化として同定される無意識の言語使用の傾向である。2言語の比較からは文化的要因の重要性が明らかである。また、本研究の過程で2語間の結びつきの強度を測る統計指標のlog-rを開発し、MIスコアと比較して前者の有用性を主張した。
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