研究課題/領域番号 |
23520516
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
佐野 直子 名古屋市立大学, 人文社会系研究科, 准教授 (30326160)
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研究分担者 |
石部 尚登 日本大学, 理工学部, 助教 (70579127)
木村 護郎クリストフ 上智大学, 外国語学部, 教授 (90348839)
塚原 信行 京都大学, 国際高等教育院, 准教授 (20405153)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 言語の領域性原則 / 脱領域的多言語化 / ICT分野の言語使用 / 言語使用の「場」 / 少数言語 / ヨーロッパ / 言語の「脱領域化」 / 「領域」と「特別な場」 / リテラシーとICT / 移民言語と「伝統的領域的」言語 / 言語の脱領域化 / 社会構成原理としての言語 / 教育現場 |
研究概要 |
ヨーロッパにおける「脱領域的」な多言語使用とは、地理的に画定される「領域」において多様な言語が使用されることのみならず、任意の言語が地理的「領域」とは異なる「場」において使用されること、すなわち、言語使用の「場」そのものの脱領域化をも意味する。 公共分野の言語管理は現在も「言語の領域性」原則が強い一方で、対面コミュニケーションや商業分野における脱領域的な多言語使用は、当該地域の社会・経済状況によって大きく変動している。他方で、ICT上や、一日限りのデモ行進などの祝祭的な場の創出といった、従来とは異なる新しい「場」における多様な言語使用と、それにともなう新たな言語意識の分裂などが確認された。
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