研究課題/領域番号 |
23520518
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 北海商科大学 |
研究代表者 |
水野 俊平 北海商科大学, 商学部, 教授 (70438399)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 朝鮮の地名 / 外邦図 / 地名の読み方 / 音読・訓読 / 朝鮮語古語 / 朝鮮語方言 / 地名の変化 / 朝鮮語の音韻 / 朝鮮 / 地形図・外邦図 / 地名 / 古代朝鮮語 / 方言 / 朝鮮語 / 中期朝鮮語 / 外邦図・朝鮮 / データベース / 借字表記法 |
研究概要 |
「外邦図(朝鮮)」は朝鮮で最初に刊行された5万分1地形図である。この地形図の地名には漢字の地名にカタカナで振り仮名が付されている。この振り仮名を通して、当時の朝鮮地名の実相を明らかにすることができる。調査の結果、地形図から44、181個の地名を抽出することができた。この地名の読み方を分析した結果、音読・訓読・音訓混合の3種類が混在していることが判明し、約65%が音読であった。また、同じ地点に幾つかの地名が併存する「多重性」を備えていることが明らかになった。 「外邦図(朝鮮)」の地名を分析した結果、文献資料では把握できなかった古語の分布や方言語彙の分布、音韻変化の様相を解明することができた。
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