研究課題/領域番号 |
23520522
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 学習院大学 |
研究代表者 |
高田 博行 学習院大学, 文学部, 教授 (80127331)
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研究分担者 |
シャルロート ヨアヒム (SCHARLOTH J.) 獨協大学, 外国語学部, 准教授 (70585786)
細川 裕史 学習院大学, 文学部, 助教 (60637370)
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研究協力者 |
芹澤 円 学習院大学, 人文科学研究科, 博士課程
田中 翔太 学習院大学, 大学院・人文科学研究科, 博士課程
佐藤 恵 学習院大学, 大学院・人文科学研究科, 博士課程
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 研究者交流 / ドイツ語史 / 言語規範 / 標準語 / 方言 / 日常語 / ポライトネス / 言語接触 / 国際研究者交流(ドイツ、オーストリア) / 話しことば / 都市化 / 国際研究者協力 / ドイツ / 国際研究者交流 |
研究概要 |
1750年頃にドイツ語圏全域で高地ドイツ語文章語の受け入れが完了したあと、18世紀末には、教養人は公的場面ではできる限り標準文章語に近い話し方をすることが好ましいという意識をもった。方言と標準文章語とが言語接触した結果として都市で「日常語」が生まれ、これが標準文章語の平準化を促した。硬直的で形式的な傾向のあった標準文章語が日常語という形で話しことば化して柔軟性を得た。この標準文章語の平準化は、18世紀後半に親称のdu の使用範囲が大幅に拡大したことと同じ脈絡で説明ができる。
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