研究課題/領域番号 |
23520528
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 愛知学院大学 |
研究代表者 |
有賀 幸子 (中村 幸子 / 有賀 幸子(中村幸子)) 愛知学院大学, 文学部, 教授 (50513248)
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研究分担者 |
水野 真木子 金城学院大学, 文学部, 教授 (90388687)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 法廷通訳研究 / 言語分析 / 語彙使用 / 裁判員 |
研究概要 |
法廷通訳人の語彙選択による影響を明らかにするため、80名の市民を模擬裁判員とする法廷実験を行った。その結果から、通訳人が選択する語彙の違いにより、犯罪を連想させる訳語を使った場合は有罪に傾き、罪の重大さ・証人の信頼性・証言の信憑性などにおいても統計的に有意な影響が及ぶことが確認された。 判断のきっかけとなった語彙に関する追加実験を行った。その結果、無標表現の一般動詞が名詞化され有標となった場合は聞き手の記憶に残りやすく、より有罪性を感じる等の傾向がつかめた。 司法関係者へ法廷通訳の言語使用に関する認識を高めてもらうために、成果報告会を兼ね、法廷通訳制度の専門家を招聘して国際会議を開催した。
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