研究課題/領域番号 |
23520533
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 京都大学 (2012-2013) 京都産業大学 (2011) |
研究代表者 |
庄垣内 正弘 京都大学, 文学研究科, 名誉教授 (60025088)
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研究分担者 |
藤代 節 神戸市看護大学, 看護学部, 准教授 (30249940)
大崎 紀子 京都大学, 文学研究科附属ユーラシア文化研究センター, 教務補佐員 (90419458)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 歴史言語学 / ウイグル漢字音 / 漢文訓読 / 漢語音借用 / ベルリントルファンコレクション / ロシア所蔵 / ウイグル文献 / ウイグル文字表記漢文 / ベルリンコレクション / サンクトペテルブルグ所蔵 |
研究概要 |
ウイグル漢字音成立過程の解明について、ベルリン所蔵ウイグル文字表記漢文本U5335を中心的に扱い、加えていくつかのウイグル文字表記の漢文断片を同定し、資料とした。いずれもこれまでほとんど研究されたことのない文献であった。ウイグル漢字音が10世紀代の「プロト体系」から徐々にウイグル語音化し、やがてU5335に見られるような元朝時代の簡素化した体系に発展してゆく過程を記述し、庄垣内がかつて体系として再構、提出したウイグル漢字音を検証し、その成立、発展を包括的に記述することができた。
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