研究課題/領域番号 |
23520539
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所 |
研究代表者 |
藤本 雅子 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, コーパス開発センター, プロジェクト非常勤研究員 (30392541)
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研究分担者 |
前川 喜久雄 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 言語資源研究系, 教授 (20173693)
船津 誠也 県立広島大学, 産業社会, 講師 (30275383)
藤本 一郎 拓殖大学, 工学部, 教授 (80143387)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 促音 / 重子音 / 発声 / 調音 / MRI / 調音運動 / 子音 / 日本語 / 外国語 / 発声運動 |
研究概要 |
子音発声時の喉頭調節の検討の結果,破裂音の声門開大が促音前半で抑制される傾向がみられた。これは促音前半部に声帯の緊張を伴う(服部 1984),喉頭化する(藤村 2007)という指摘を補佐する結果である。しかしMRIによる調音運動の解析の結果では,舌の拳上のタイミングは促音が非促音より遅れる傾向があった。これは促音前半の声門開大の抑制が声道内の閉鎖によるものではないことを示唆している。また南琉球宮古島方言では,語頭促音の後続母音の喉頭化や語頭の有声促音の鼻音化の特徴を持つこと,イタリア語の重子音の時間制御が促音とは異なることが示され,言語間差異と方言間差異も確認できた。
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