研究課題/領域番号 |
23520562
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語学
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研究機関 | 熊本県立大学 |
研究代表者 |
米谷 隆史 熊本県立大学, 文学部, 准教授 (60273554)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2012年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2011年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 色葉集 / 和名集 / 聚分韻略 / 節用集 / キリシタン資料 / 九州方言 / 継忘集 / 日葡辞書 / 色葉字集 |
研究概要 |
『いろは字』や諫早文庫本節用集について知られていた通り、室町末から江戸初期に九州で書写・刊行された古辞書の付訓には、同地の方言が反映している例が存する。本研究において、当該期の辞書類を博捜して調査を行ったところ、文明13年薩摩版・享禄3年日向版『聚分韻略』伝本への加筆部分、元和3年以前書写『継忘集』、元和6年写『色葉集』にも、九州方言の特徴であるオ段長音のウ段長音化や、九州方言語彙の掲載が見られることが明らかとなった。この結果と他地域における事例を併せ考えると、当該期の辞書諸本において方言の反映が目立つのは、代表的な辞書とされる節用集ではなく、色葉集や和名集と呼ばれる辞書群であるといえる。
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