研究課題/領域番号 |
23520563
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語学
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研究機関 | 秋田大学 (2012-2013) いわき明星大学 (2011) |
研究代表者 |
大橋 純一 秋田大学, 教育文化学部, 教授 (20337273)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 東北方言 / ハ行唇音 / 口形分析 / 口唇形状 / 唇音の衰退過程 / 音声変化 |
研究概要 |
東北方言には広い範囲にハ行唇音の痕跡がある。しかし衰退も著しく,典型的な唇音を残す話者は,実際にはごく少数に限られてきている。本研究では,それらの諸相を単に音声上の特徴として見るばかりでなく,視覚的な口唇形状の面からも捉えることにより,その実像に迫ろうとした。調査の結果,当方言には典型的な両唇摩擦音が残存する一方,口唇形状の面からは,さらに円唇~非円唇にかけての諸段階が分類されること,それと同時に唇歯摩擦音の段階,平唇的な摩擦音の段階などがみとめられることが明らかとなった。これらによるならば,東北方言におけるハ行唇音の分布(痕跡)は,これまでに言われてきた以上に広範であることが示唆される。
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