群馬、栃木、茨城の北関東3県において、若年層及び中年層のベイ表現に関する使用意識調査を行った。 ベイ表現の使用・不使用意識に関しての主な調査結果は次の通りである。地域差があり、栃木の使用意識は高く茨城は低かった。若年層ではその差が顕著であった。世代差があり、使用・不使用ともに若年層が高い傾向にあった。性差は顕著ではないが、男性の使用意識が高かった。 ベイ表現に関しては、最有力のベイ表現に極端な地域差はないが、それに次ぐベイ表現に地域的な特色が見られた。世代差として中年層に多様さがうかがえた。推量表現よりも意志・勧誘表現にベイ表現がより多く使用されている傾向が見られた。
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