研究課題/領域番号 |
23520573
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英語学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
上田 雅信 北海道大学, メディア・コミュニケ―ション研究院, 教授 (30133797)
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研究分担者 |
藤田 耕司 京都大学, 大学院人間・環境学研究科, 教授 (00173427)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 生物言語学 / 科学革命 / Merge / メカニズム / 因果律 / 併合 / 生物学の哲学 / 統合問題 / 言語進化 / 単一起源の誤謬 / 古典的エソロジー / 理想化 / 言語の起源・進化 / 狭義言語機構 / 連続性の誤謬 / 科学認識論 / 言語科学 / アメリカ構造言語学 |
研究成果の概要 |
本研究では、生物言語学は、17世紀の科学革命における近代科学の形成過程と相同的な過程を経て形成されつつあるが、現在のミニマリストプログラム(MP)の中心的な概念である併合(Merge)―基本的統語操作―を含めて説明原理として提案されたメカニズムに因果律の概念が含まれておらず、近代科学としては初期の段階にあることを明らかにした。一方で併合の運動制御起源説を提案し、進化的には言語を構成するすべての機能が他の動物の機能と連続性を保っており、この連続性の観点を基礎としなければ、MPは言語進化の正しい理解に到達できないということを明らかにした。
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