研究課題/領域番号 |
23520609
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
仁科 浩美 山形大学, 理工学研究科, 准教授 (10431644)
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連携研究者 |
安原 薫 山形大学, 大学院理工学研究科, 助教 (60375318)
鎌田 美千子 宇都宮大学, 留学生・国際交流センター, 准教授 (40372346)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | アカデミック・ジャパニーズ / 質疑応答 / コミュニケーション能力 / 口頭発表 / コミュニケーション・ブレイクダウン / 相互行為 / コミュニケーション・ストラテジー / ミスコミュニケーション |
研究概要 |
留学生及び日本人学生が行う口頭発表場面での質疑応答について、意識調査と会話データの分析からその特徴と課題を検討した。発表者が抱える困難点としては、質問意図が不明、あるいは未知語が表出した際の対応や、質問者への躊躇などが挙げられた。また、会話データの分析からは、会話の滞りから回復に向け、聞き返しによる発表者の積極的な態度が見られる反面、沈黙や言いよどみの場面では、質問者が全面的に主導する様子が見られた。発表者側が質疑応答をより能動的な時間とするためには、アサーティブなコミュニケーションの必要性が示唆された。
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