研究課題
基盤研究(C)
本研究では、20代から50代までの女性標準語話者の自然会話を収集し、その中の文末に現れる女ことば(女性文末詞)の比率を確認し日本語教科書と比較した。その結果、教科書の若い世代の女性登場人物は同世代の自然会話の5倍から15倍と過剰使用していることを確認した。また、日本語教科書の中の日本女性像、家庭内や職場の女性、女性の職業、家族像などに関して詳細なデータをとり、政府による現代社会の実情の調査結果データと比較した結果、教科書は約30年前のジェンダー意識に捕らわれていることをデータで実証した。日本内外の日本語教育者へのアンケート調査も実施し、今後の教科書のあり方を考察、その具体案も提案した。
すべて 2015 2014 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (6件) 図書 (1件)
Language and Conceptual World View
巻: 45 ページ: 153-159
Proceedings of Magyar Japan Szimpozium, Budapest Business School
巻: 1 ページ: 5-14
『基盤教育センター紀要』
巻: 第16号 ページ: 19-44
120005357698
『ヨーロッパ日本語教育』
巻: 第16号 ページ: 131-135
巻: 第12号 ページ: 1-20
40020433157
基盤教育センター紀要
巻: 第12号 ページ: 1-19